先に、ユーチューブで「芝生を再生」をアップしました。その中で、除草剤のお話しをしています。
その昔になりますが、農業が近代化されトラクターで作業をするようになりました。そこで、作物の防除にアームスプレヤーが普及するようになりました。トラクターに載せた500リットルのタンクにアームがついていて、トラクターの動力でポンプを動かし、アームのノズルから薬液を散布するものです。この500リットルは50アール、つまり、農家さんが良く言う5反(たん)分に散布する水量でした。防除には作物の病気予防に殺菌剤、害虫駆除に殺虫剤、そして雑草処理に除草剤が普及するようになり、この5反分に対応する農薬が販売されるようになりました。500㏄の水溶液のビンや500gの粉剤の袋が規格化され出回りました。そこで、この農薬を1000倍に希釈すると5反分に散布できるという使用基準が定着しました。
500㏄(500g)を1000倍にすると500リットルの希釈液が出来て、これを5反分に散布するんだという意味なんですね。
どうもこの考え方は日本だけらしく、外国では散布面積に農薬をいくら入れるのかという考えのようです。このことから、散布面積に希釈濃度は関係がなく、薬量をなんぼ入れるのかが重要なことなんだと言うことになります。
家庭菜園では面積が少ないことから、10アール当たりの使用基準と言っても意味が解かりにくく、間違って使われることもあるのではないかと思います。農家の方は残留農薬の関係があって厳格に使用基準を守って散布記録を取っています。無農薬栽培は理想ですが、正しく扱えば安全・安心は担保できるのではないでしょうか。
希釈倍率と500ℓスプレヤー










コメントを残す