「山幸」の栽培

初夏の作業

隣町ではワインが特産になっています。ぶどう栽培に恵まれている地域ではないなかで、ヤマブドウ系品種により活路を見出したワインです。毎年、ブドウの苗木が即売されており、私も「山幸」という品種を買い求め植えています。
今年で四年目を迎えており、先ごろ、摘心、摘房そしてつるの切除を行いました。「山幸」だけではなくほかの品種も植え込みましたが、結局、「山幸」だけになりました。全部で14本あるので、収量のことは考えず質にこだわっています。

と言うことで
◎芯止め(摘心)
新芽が伸びて、五節ほどについた房に相応した葉(房の七倍)を残して芯止めします。また、わき芽は葉を一枚残して切除します。
◎房の間引き(摘房)
房に相応した葉(一房に七葉)が確保されるように、葉が少ないときはもったいないけど房を切除します。このとき副房も切除します。
◎蔓の切除
巻きつるは節、房、新芽から出ます。茎はひもで番線に結束してつるはすべて切除します。
ヤマブドウ系品種は果実が小粒なので私は、無駄な養分消費を抑え栄養分を果実の肥大に使うため、この作業を行っています。この作業の四日後に開花が始まりました。
この時期、マメコガネムシが葉を食害します。朝夕、五・六匹ほど軍手をはめ手で捕まえてつぶして駆除しています。初めは気持ち悪かったですが慣れました。農薬は出来るだけ使わないようにしています。

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