正のエネルギーに変えよう

ある「歯に布着せぬ」(はにきぬきせぬ)元気な女性の方と話をしていて、「人の不幸は蜜の味」と聞かされた言葉です。どんな話をしているときに話されたのかは覚えていませんが、この言葉だけが、今も、頭に残っています。
私たちが生きていると、「妬(ねた)み」や「僻(ひが)み」が過ることがあります。このことから「負のエネルギー」を増幅させ、相手の不幸を願う感情から、相手が不運に見舞われると「ざまあみろ」というスッキリした感情(快感)が生まれると言ったとこでしょうか。
なんか、ひねくれた感情ですよね。確かに、悔しい思いの「妬み」や憎しみの「僻み」はわからない訳でもないですな。なぜなら、他人に負けまいとする気性が強く、負けず嫌いからくることもあるからです。ただ「負のエネルギー」を増幅させると、相手を不幸に陥(おとしい)れて、自尊心(プライド)を保とうとすることにもなりかねません。
プライドは大小あると思いますが、誰もが持っている生き方に対する「誇り」や「自尊心」を意味します。定年退職によりUターンで故郷に戻る、また、会社から離れて家・地域を基盤に生活するようになると、これまで深く関わったことのない方と常日頃つきあうことになります。そうすると、これまでの感情とは大きく変わってきます。
「郷に入っては郷に従え」といって、その土地やその人たちに入ったら、そこの風俗や習慣・ルールに従うのが良いとする意味ですが、裏を返せば、それまでのプライドをかなぐり捨てることにもなりかねませんよね。
そこで、この「負のエネルギー」を「正のエネルギー」に変える。つまり、ポジティブに生活していくことだと考えています。間違っていることは根気よく訴え、それが間違っていれば素直に正す。何事にもめげない。そして、相手を嫌わず積極的に向き合う。そう、これだと、思っています。