撮影照明と配信ソフト

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1.はじめに

庭とそこに佇む小屋、そこが「1500坪の暮らし」の発信場所です。
とは言うものの、庭のある小屋の北側が壁なので部屋から外の景色を眺められれば、そして、その景色を背に撮影できたらと積もる思いに、今回、思い切って壁を抜いてガラス窓にしました。
完成後、部屋からのガラス越しの景色は期待していた以上のもので、外を眺めながら爽快感に浸っています。一方、窓越しの撮影ですが、それはそれは厄介で、加えてマイク音声の拾い方を見直し、その解決に結構な時間を費やしてしまいました。
こんなことで、この問題について今回取り上げてみました。

2.窓越しの撮影

ガラス越しの自撮りには気を付けたいことがあります。それは一つとして、外の明るさ(晴天のとき)と部屋の明るさ(照明がないとき)が異なり「白飛び」(光が過度にあたり過ぎて画像が白くなる)が発生し、自撮りの方は暗くなってしまう現象が起きます。ビデオカメラはキャプチャーを介してウェブカメラにしてますが、ビデオカメラのオート(自動)撮影モードは使えず、マニュアル操作をしなければならないこと。二つとして窓ガラスは完全な透明でないので光が反射するいわゆる「映り込み」が起きるので、その対策が必要になってきます。

3.照明とビデオカメラの調整

そこで、まず、前提として部屋の中は外より暗いので、照明を使ってできるだけ部屋の中を明るくします。とは言うもののスポットライトを受けると眩しいので40W二方向からケルビン(色温度)調整して明るさを調整します。また、ライティングは椅子に合わせて「映り込み」を防ぐことにします。
つぎに、ビデオカメラですが、マニュアル撮影モードにして①シャッター速度は滑らかな映像になるようフレームレートの2倍の1/60秒にする②フォーカス(ボケ具合)はポートレート(人物)に合わせて、風景がボケないようにアイリス(レンズに入る光量を調節)でバランスを取るようにします。
外は天候により明るさが変わるので、撮影するたびに面倒でも、この調整が必要になります。結論から言うと外と内の明るさに差が起きない曇り空だと調整が楽ということになりますね。

4.配信ソフトのOBSスタジオ

録画撮りにOBS Studioというソフトウェアを使っています。OBSスタジオはパソコンのディスプレイ、ビデオゲーム、ウェブカメラ、ビデオファイルなど、複数の種類のビデオソース(素材)を使用してシーン(場面)を作成することができるオープンソースソフトウェアです。
具体的には、ビデオカメラをビデオ(映像)キャプチャー(デジタルデータ)ボード(機器)やパソコンの画面をウィンド(画面)ウキャプチャーボードなどを介してパソコンに表示。これら、様々なキャプチャーを表示させながら配信・録画するソフトウェアです。2006年に公開され、現在では機能も強化され、YouTubeの配信に利用できる配信ソフトとして推奨もされており、動画制作やオンライン教育など様々な用途で活用されています。
よく、長所として自分を映した映像やパソコン画面を映した複数のソースを自在に配置して画面を構成できる。短所として初心者にはインターフェースは複雑でとっつきにくく、設定方法や使い方を習得するのに時間がかかると言われています。

5.まとめ

当初、簡単に考えていましたが結構、調整が難しかったのが実感です。外の撮影だけとか、部屋の撮影だけであれば問題はないのですが、外と部屋を窓越しに撮影するにはそうは簡単にいかないということになんですね。動画を見てもらうと外の明るさが少し強く、中の明るさが少し弱く感じますが、これがいまのところ一杯いっぱいの調整と言うことになります。
また、声を出来るだけ、感度良くマイクで拾えるように、音量と音質(ゲイン)で音割れしないギリギリの設定が必要で苦労しました。手ごろな価格でオーディオインターフェイスが販売されていますが、そこまでしなくてもって感じで、今のとこ対応しています。

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